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2014年11月09日

ロボットが人間の仕事を奪う未来!それでも新しい技術を使いこなすべき!

いろいろな工場の生産ラインで働いている人がたくさんいます。

以前、ある自動車メーカーの生産ラインを見学させていただいたことがありますが、1歩でも、一つの動作でも、地道に無駄を省き、効率的に生産していくための努力がされていることをこの目で確認しました。毎日、膨大な数の作業を繰り返していくので、一つでも無駄を無くせれば大きな効果があるわけです。そして朝から夜まで、時には3交代制で24時間生産を続けています。工場はそのような努力の集積されたもので、血のにじむようなコスト低減が行われています。

そんな工場でも、人間に過重な負荷がかからないように、いろいろなところで特注の器具・機械が考案されて使用されています。重いものを運ぶところは機械の補助が加われば、ケガをするリスクが下げられ、効率が上がるからです。

最近は海外の安い労働力に対抗するために、日本の工場では自動化できるところは機械によって自動化を進める努力がなされています。それにより人件費が減らせれば国内の生産拠点を維持できる可能性が高まるからです。

最近のロボットの進歩も素晴らしく、多くの人間が行っていた作業をロボットが行うことができるようになってきました。単純作業の繰り返しが苦手な私は、機械による自動化が可能なところはどんどん機械に置き換えるべきと思います。そして人間でなくてはできないような部分こそ人間がやるべきと思います。

しかし、最近のロボットの進歩を見るとどんどん人間でなくてもできることというのは減っているような気がします。例えば通訳なども、もう少し技術が進歩すると、簡単な端末があればどんな言語にも通訳できるようになる日が近づいているように感じます。通訳という仕事が無くなるわけではないと思いますが、職業として必要な通訳の人数は減っていくのでしょう。



技術の進歩は嬉しくもあり、難しい問題でもあります。常に新しい技術を使いこなす方向で努力すれば、恐れることはないでしょう。





posted by アポロ at 16:15| Comment(0) | 科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月12日

韓国では自然科学系ノーベル賞がなぜ獲れない?

今年のノーベル賞では、赤崎勇氏、天野浩氏、中村修二氏が、物理学賞を受賞しました。日本人の受賞者は以下の通りです。

湯川秀樹、物理学賞、1949年
朝永振一郎、物理学賞、1965年
川端康成、文学賞、1968年
江崎玲於奈、物理学賞、1973年
佐藤栄作、平和賞、1974年
福井謙一、化学賞、1981年
利根川進、生理学・医学賞、1987年
大江健三郎、文学賞、1994年
白川英樹、化学賞、2000年
野依良治、化学賞、2001年
小柴昌俊、物理学賞、2002年
田中耕一、化学賞、2002年
小林誠、物理学賞、2008年
益川敏英、物理学賞、2008年
下村脩、化学賞、2008年
鈴木章、化学賞、2010年
根岸英一、化学賞、2010年
山中伸弥、生理学・医学賞、2012年
赤崎勇、物理学賞、2014年
天野浩、物理学賞、2014年

南部陽一郎氏と中村修二氏は、受賞時に米国籍となっているので、厳密な意味で日本人の受賞者というと上記のようになります。しかし、中村修二氏の業績は徳島県の日亜化学工業在籍時に行った研究開発ですので、日本で行われたものです。

最近よく話題になるのは、ディスプレイの世界で世界を席巻したサムスンのある韓国で、未だに自然科学のノーベル賞受賞がないということです。ちなみに中国もありませんが、韓国は西側陣営で多くの人材を米国留学させています。中国よりも韓国の方がサムスンのようにビジネス面でもIT技術を中心に強い事業を育てています。それでもノーベル賞が獲れないんですよね。

日本人はノーベル賞に弱いと言われます。もちろんノーベル賞がすべてではないですが、卓越した基礎研究の成果を評価するという点では最高級の賞であることは間違いありません。日本はかつて「欧米の基礎研究のタダ乗り」と批判されることがありました。基礎研究はビジネス面でみると利益につながる確率が低く、長きにわたって研究費が必要です。そのため他人が努力して進めた基礎研究をチェックしていて、モノになりそうなところでその成果を奪い取り、応用特許を取って、事業を進めるという行動をする企業が多くありました。特に日本は応用研究が優れていて、それにより米国企業を打ち負かすことがあったので、批判を受けたのです。

そんな日本企業も、最近の10年間のディスプレイの分野では韓国サムスンに同じような方法で打ち負かされました。しかし、日本には歴史的に基礎研究を重んじる文化がありました。また「欧米の基礎研究のタダ乗り」批判を受けた頃も、欧米に説明するためにも基礎研究に国のお金を投じました。それが山中氏のiPS細胞の研究成果につながっています。

韓国もそれなり国のお金を大学等の研究費に充てていると思いますが、ノーベル賞に結びついていません。大学等の研究費さえ、短期的な成果主義が強いのではないでしょうか?実は日本もかつて話題になって事業仕分けが象徴的ですが、基礎研究でも短期的な成果主義が強くなっています。日本もあまりに短期的な考え方になってしまうと危険でしょう。







ラベル:ノーベル賞 韓国
posted by アポロ at 11:04| Comment(0) | 科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月07日

ノーベル物理学賞理由となった青色LED 何がすごいの?

2014年のノーベル物理学賞を、名古屋・名城大学の赤崎勇終身教授、同・名古屋大学の天野浩教授、米カリフォルニア大学サンタバーバラ校の中村修二教授の3氏に贈ると発表されました。「明るい省エネ型の白色光源を可能とする効率的な青色発光ダイオードの開発」がその理由です。

白色LEDはどのぐらいすごいのでしょうか?例えば白熱電球と比べると、その消費電力は約25分の1です。寿命も25倍ぐらい長いので、交換に要する手間まで考えれば非常に経済的です。世界中の白熱電球が白色LEDに交換されるだけで、同じ明るさの光を使いながらも莫大な消費電力削減になります。交差点の信号灯が順次LED式のものに交換されていますが、それを見る度にLEDは省エネルギーに貢献していると感じます。

最近は技術も進歩し、蛍光灯の効率も上回りました。蛍光灯に比べるとLED照明は明るさも調節し易く、例えば外光が少し部屋に入る時は少し照明を暗くするなどの制御ができていますので、実用上は少し前から蛍光灯よりも消費電力が少なくなっています。これも世界中の蛍光灯がLED照明になることで、便利さを損なわず、莫大な消費電力削減につながります。

液晶テレビも、世界中で莫大な台数が使用されています。これも以前は液晶パネルの背面側にあるバックライトに、蛍光灯を細くしたようなランプが使われていましたが、LEDに代替されています。これも消費電力削減につながっています。テレビの台数を考えれば莫大な省エネルギーですね。

これらを考えただけでも、今回のノーベル物理学賞受賞理由となった青色発光ダイオード(LED)は、極めて人類への貢献が大きい業績であるということが分かります。

本当におめでとうございます。









posted by アポロ at 23:26| Comment(0) | 科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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